2009年03月16日

BPS 53rd Annual Meeting

ボストンで開かれたBiophysical Society 53rd Annual Meetingに出てきました。ポスターでの発表のみです。感想は:

DE Shaw Researchだけ計算の桁が違った
「BlueGeneで1.5μsシミュレーションしました」が霞んで見えるという異常事態
Bahar先生に呆れられた
"Details are not important for him"
英語聞き取りが厳しかった。もっと訓練しないと。
特にドイツ語訛り、フランス語訛り、お年寄り、通常の3倍、電話。中国語訛りは慣れてるのに。
マニアックな発表で出てみた
もっとマニアックな人が釣れてとても面白かった。やってみるもんだ。
雪がひどかった
posted by chun at 07:25| 日記

2009年03月01日

はじめての海外一人旅

たしか海外一人旅はこれが最初だったと思います。

Biophysical Society年会に参加するためにボストン@MA, USAに来ています。時差10時間・総移動時間22時間(+空港から家、空港からホテル)は結構きつかったです。

教訓:乗り継ぎはお金を自腹で払ってでも少なくした方がよい。

posted by chun at 14:51| 日記

2009年02月26日

今年の目標

新年に今年の目標を書くつもりが2月も終わりになってしまいました。
今年は勉強を頑張ろうと思います。人生で勉強にだけ時間をつぎ込める最後のチャンスだと思うので。

・研究
結果の出ている研究'aを出す。つうか先生方を突っつく。(3月)
上のコードをCで書き直してlibxxxxxxの形で公開する(3月)
結果の出ていない研究'bの適用先を探す。(4月) いまんとこ計算して放置中。
ずっと前からやろうと思っていた'dについに手を付ける。これは作文とかもしないといけない。(4月-5月)
前からやりたいと言っていた'c表現による'dをもにゅもにゅする。これは理論を頑張らないと行けない。Mori-Zwanzig.(6月)
その先は未定。やりたいことにやりたい順で手を付ける。

・勉強
Compressed Sensing。oxy神から紹介された。これはなんか掘り出せる気がする。
マルコフ連鎖モンテカルロ周りの理論、特にmixing timeについての諸定理と連続perfect Monte Carlo。
Additive combinatorics。これもoxy神から紹介された。これは非常におもしろい。それにしてもどこ行ってもT. Taoがいるな。
Matrix low-rank approximation。応用例とかを蓄える。須田先生の1D-FMMとかRokhlinとか。
高次テンソルの計算手法いろいろ。これも応用的に。
SDP緩和の適用範囲。応用。
確率微分方程式の基礎。いいかげん必要。

・ホビープログラミング
LLVMを使って日本の美しい継続ベースMLコンパイラ を書く。(LLVMでコンパイラの一番大変で面白いところをさぼるのがミソ)
Cell Challenge 2009を頑張る。oxy神と組んだからには優勝を目標にしたい。
ICFPC 2009! 今年こそは上位に行きたい……。
coqは…もういいや(笑)
posted by chun at 11:58| 日記

2008年08月26日

モスクワ@ロシア

一部の方はご存じの通り、今ロシアに来ています。

なかなかクオリティの高い都市です。Aeroflotでリコンファームのためにticket counterに行ったら係員の人に怠業されました。人生初です。ものすごく衝撃的な事件でした。機械はいろいろな物が古いです。モスクワ地下鉄の車両とか。ここで車体交換へのインセンティブがない理由を考えてしまうあたり、我ながらエンジニアだと思います。

キリル文字はギリシャ文字に近いことに気づいてから少しキリル文字が読めるようになりました。20%ぐらい。
posted by chun at 16:35| 日記

2008年08月03日

げーまーの心配

今年の秋に
Spore(9月)
Civ4-colonization(10月)
Fallout3(10月)
が出るんですが私の健康と財布は大丈夫でしょうか。

Fallout3はプロモーションムービー前半のブラックさが最高。
posted by chun at 19:45| 日記

2008年07月22日

Jocaml期待age

ようやくJocamlを触ってみました。
最初に30分間格闘した後感じたのは、この言語が変態的であるということです(褒め言葉)。
「お米研とかK林研とかの人はよくこんな系統の代数扱ってられるな」とか、
「あのときπ計算勉強しておくんだったそうすれば少しは耐性がTT」とか、
「Join-calculusと繋がったままプログラムを書けるなんて頭がフットーしそうだよー!(AAry)」まさにこんなん。

未だにspawnとかそのへんがどう動いているのかよく分かってませんが、というかプロセスがどの段階で発生するのかとかchannelがどう実体化されてるのかとか全く分かってませんが、
Erlangのtypoで実行時エラーに苦しめられた身としてはこの言語に期待せざるを得ません。つうかこれは使える。

いくつか気づいたこと:
大部分jijixiさんが書いておられますが。
-まずすでにOCamlを使っている人への注意点ですが、マニュアル64ページをよく読んでください。processはexprと文法が似ていますが異なります。process内部で許される構文のいくつかはexprでは許されません。
let f x =
(process)
in
f x
とかは通らないはずです。letはexprのためにあり、processのためにあるのではありません。ここで何回か死にました。
-65ページに書かれているとおり、";"はexpr;processの文脈で使われます。process;processでは使えません。
-processは書かれているとおりnative thread+thread poolで供給されます。手元のマシン(PentiumM 1.6G)だと85 us / threadぐらいでした。同じマシンでErlangのスレッドを測ると3us / threadぐらいです。
-Ambiguous matching is indeed ambiguous. 16ページ。
-要するにいろいろ重要なことが書かれているのでマニュアルはよく読みましょう。
-Ns.lookupは'aで型が付かないので注意。

これから必要だと思うもの:
-PervasivesかJoinに基本的ライブラリを入れる。timeout付呼び出しとかはライブラリ化すべき。少なくともマニュアルにある奴は全部ライブラリ化していいと思う。
-3.11で入るnative code Dynlinkライブラリ。これがあればコードの実行時差し替えとかもっと変態的なことができる。
-OCaml summer code "Concurrent GC"
posted by chun at 04:40| 日記

ICFPC 2008 当日の様子

当日のログからICFPコンテスト中の様子を思い出してみます。

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posted by chun at 03:40| 日記

2008年07月15日

ICFPC

一人x6チームで参加してきました。参加しただけで終わりましたが :P

実装方針は一日目(Lightning)がkinabaさんの一日目と同じ感じでした。ただし、逆二乗は遠距離力が強すぎるので(職業知識)もっとsteepな関数(逆六乗)とかにしていました。

二日目からはシミュレータの内部構造を理解しつつ
kinabaさんが着手しなかったような
加速度係数と摩擦係数とハンドルの回転速度の推定をした上で幾何的な計算ないし数値積分をしつつ
ネットワーク遅延を考慮しながら非同期通信してあとタイマーでミリ秒単位でタイミング計ったり

するコードに着手していました。結論から言うとこの方法は失敗で、遅延しまくって(#117)話になりませんでした。75usで反応とか嘘過ぎます。75msの間違いじゃないだろうか。usleepしかしてないし。

詳細は後ほど書きます。(次回予告:LD_PRELOADとstraceは人類が皆習得すべき技術!)
posted by chun at 11:14| 日記

2008年06月16日

Bigarray.unsafe_get

AMD64でBigarray.get系をコンパイルした場合インライン展開されず、ライブラリ呼び出し(caml_ba_get_2等)になるようだ(おそらくほかのアーキテクチャも同様)。
型がexplicitに指定されても、-inlineしても-unsafeしても結果が変わらない。このため、Bigarray系を使うとOCamlで直接計算している部分が著しく足を引っ張ることになる。結論:重いところはCで書け。
posted by chun at 18:39| 関数型

2008年06月13日

噂の水水詐欺

http://slashdot.jp/articles/08/06/13/088251.shtml

燃料極3 には、純水5 が直接に供給され、そこに含まれる水素が触媒によって、水素イオンとマイナス電子に電気分解される。

それ触媒って言いませんから。だまされた議員の先生がいたらダンクエール元大統領と同じ理由でイグノーベル教育賞に推薦したいですね。



追記:何がひどいと思うかって言うと、これは中学理科の範疇で否定できる内容であるにもかかわらず、高等教育を受けている人が大量に釣られていることです。掲載したメディアの関係者には一人も高校物理や高校化学を選択した人がいなかったのでしょうか。このどちらかをまともに勉強していれば、十分な自信を持って否定できるはずなのですが。さらに、本来ならば正当な技術に投資されるはずだった税金までが投入されています。

疑似科学、「疑」術を放っておくことの弊害はここにあると私は考えています。我々は無限の時間がありませんから、ノイズに対応する時間はあまりありません。しかし、彼らを完全に放置することは、経済的に見て、高等教育を受けた人間の得にならないと考えています。

私は高等教育を受けた人間は、自分の利益のために、疑似科学と疑術を放逐する努力をするべきだと提案しています。とりあえず、これはひどいで示したようなリンクは、全て疑術で、上記の理由から放逐されるべきであるとコメントしておきます。
posted by chun at 18:12| これはひどい